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help RSS 黒田孝高〜秀吉を恐れさせた軍師は野心家か?〜

<<   作成日時 : 2011/05/27 18:14   >>

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山本勘助、直江兼続とローカルヒーローの軍師が大河の主役に抜擢される
なか、天下人秀吉の軍師である黒田孝高の大河抜擢はまだですかね?
地元兵庫県姫路市はNHKに働き掛けているらしぃが・・・
未だ実現出来ぬのなら、官兵衛並に調略しないと。

今回のテーマは官兵衛や如水の名で知られる戦国一の切れ者、黒田孝高です。

この黒田官兵衛孝高、調略、軍略何でもござれの天才肌の切れ者で有名ですが、今一キャラクターが分かりません。とてつもない野心家で描かれたり、二心のない忠臣として描かれたり・・・どっちでしょう?逸話まで両面に別れてます。

私は野心家ではないと思うんですよね。(昔は天下を虎視眈々と狙ってるとんでもない野心家だと思ってましたが。)あの戦国一の知力で野心家だったなら、
松永久秀以上に不穏な動きを見せたと思うからです。しかも気付かれずに。そりゃあ戦国の世を生きる者としての常識的(平均的)な野心はあったでしょう。

息子長政が「関が原での働きを家康公が手を取り感謝した。」と誇らしげに父孝高に報告したときに「その時左手は何をしていた!」と叱責した有名な逸話がありますが、そんなのどう考えても「心構え」を跡継ぎ息子に説いたものでしょう。

そもそも、それ程の野心家ならば秀吉が播磨入りする頃には、小寺家くらいは乗っ取り、周辺の国人衆を切り従えていたのでは?

秀吉が試みて上手くいかず、孝高がやれば上手くいく。そして孝高の先を読む鋭い洞察力と相まって秀吉が孝高に寄せていた信頼が脅威に変わっていきます。このことが私は野心家でない証左だと感じてしまうのです。孝高は秀吉の軍師として率直に見解を述べ速にやかに任務を果たしただけであり、頭脳派故に感情を絡めずに己が能力を駆使しただけなのでしょう。

故に秀吉とは違い織田信長とは馬が合ったようです。合理主義者の信長は感情に左右されないこの種の傑物は逆に使い勝手の良い有能な人物と思えたのでしょう。しかし、人たらしの成り上がり者である秀吉はそうは思いません。

秀吉が重臣達に「世に恐ろしきは徳川と黒田なり。徳川は温和の人なれど黒田は心許し難きものなり」と述べたのを聞き及び、家督を嫡男長政に譲り隠居してしまいます。

人情の機敏に重きを置いて出世した豊臣秀吉と人情の機敏を抜きに己が知力のみを駆使した黒田孝高。孝高にとってはごく普通のことでも秀吉にとっては、その高過ぎる能力は圧迫感があって仕方がなかったでしょう。その能力が己を凌駕するなら尚更です。

あぁ・・・小牧・長久手の戦いに孝高を連れて行っていたなら、後年徳川家康に天下を乗っ取られずに済んだかも・・・
黒田孝高は活躍の場と逸話が多いので、また何回も本ブログに登場してもらいましょう。


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